豊かな明日に向かって技術と創造力を持ち続ける

株式会社富士邑

Pickup Specialist

ライフラインを守る仕事

工事部山下 正高さん2014年 入社

山下 正高(工事部)

現在のお仕事について教えてください。

現場監督をしています。施工当日の現場の安全管理、品質管理、工程管理、原価管理に責任を持って行っています。その他に、事前調査も現場監督の仕事です。工事前に現地に行って、どんな工事をやるのか、交通量はどのくらいか、周辺環境はどうなっているか等を確認し、工事の計画を考えます。作業員の構成を決め使う機材。資材を手配したりと工事を実施する前にやることはたくさんあります。

入社のきっかけを教えてください。

地元が兵庫県なのですが、東京に出てきて転職先を探す際にハローワークがやっていた若者就職支援プログラムで弊社のことを知りました。その会社説明会で「都民のために役に立たないか」とお話しされていて、その言葉にグッときて入社を決めました。仕事の内容よりも、その先輩のひとことの影響が大きかったと思います。「経験がなくても大丈夫だよ」というひとことにも背中を押されました。

現場監督として心がけていることはありますか。

近隣の方で工事に難色を示す方も多いのですが、丁寧に説明をしてご理解をいただくようにしています。道路を掘削する際にアスファルトをカッターで切断しなければなりませんが、その際にとても大きな音が出てしまいます。そのため、ご近所の方からのクレームをいただいてしまい、工事が中止になったことがあります。その工事は夜間でしたが、日をあらためて昼間の工事に変更して無事完了することが出来ました。会社が、「事故・苦情ゼロ」、「週40時間労働」、「有給休暇100%消化」を3大目標にあげているので、残業をしないように心掛け自分の時間を有効に使うよう考えています。

山下 正高(工事部)

これから身につけたいスキルはありますか。

一つの作業工程が終わると報告のために現場の写真を撮るのですが、その記録写真をきれいに撮る先輩がいて見習いたいなと思います。写真がきれいな先輩は、気持ちに余裕があって作業員へ指示も的確です。作業日報の写真を見れば、現場の雰囲気や状況、上手くいっているかどうかがわかってしまうものです。やはり一級土木施工管理技士取得を目指しています。

印象に残る現場の思い出はありますか。

エリア全体で複数箇所の工事を進める「一本工事」というものがあります。一昨年に中野区で一本工事を担当したのですが、その現場は公共汚水ますの数が200箇所もありました。7月から始まり、翌年1月までかかった工事です。半年間同じ現場に通ったので、近隣の方とも顔見知りになって差し入れをいただいたことも何度もありました。工事が無事に終わり近隣の住民からも感謝され、発注者の検査に合格した時の達成感はとても大きかったです。忘れられません。

山下 正高(工事部)

みなさんへメッセージ

下水道工事は公共工事でとても責任のある工事です。また、維持管理業務は永久に続きます。事故や苦情のないように努めています。「ライフラインを守っている」という気概とやりがいを日々感じますね。弊社は「週40時間労働」有給休暇100%消化が規制で決まっています。取得を怠れば評価が下がります。とてもメリハリある職場です。夕方5時30分には退社するので、プライベートの時間も充実しています。退勤後の時間に資格取得の勉強に充てたり、リラックスする時間を持てます。私は飲みにいくことが多いですけれども・・・(笑)。

山下 正高(工事部)